- 日本の風俗嬢 (新潮新書 581)
- 中村淳彦
- 新潮社 / 2014年8月9日発売
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「風俗産業はもはや女性の雇用のセーフティネットではない」
2015年2月16日
- イスラーム国の衝撃 (文春新書 1013)
- 池内恵
- 文藝春秋 / 2015年1月20日発売
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事情を俯瞰するのにとてもよい本
2015年2月11日
- リーン・アントレプレナー: ビジョナリーに学ぶ事業開発、イノベーション、市場破壊
- ブラント・クーパー
- 翔泳社 / 2014年3月1日発売
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なんというか「ふーん。なるほど、へー。うーんそれで」という感じ。こういう本にいつもある、この感じはなんなんだろうか。
2015年1月27日
- 進撃の巨人(15) (講談社コミックス)
- 諫山創
- 講談社 / 2014年12月9日発売
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いつの間にか巨人じゃない方の敵が出てきて、そんで倒してた
2015年1月27日
- 最貧困女子 (幻冬舎新書)
- 鈴木大介
- 幻冬舎 / 2014年9月27日発売
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著書の既刊の本や、その他の関連書籍と比べて、特に目新しい内容があるわけではない。
でも、こういうルポは定期的に刊行され、注目を集めるべきものだと思う。
2015年2月11日
- フランス現代思想史 - 構造主義からデリダ以後へ (中公新書)
- 岡本裕一朗
- 中央公論新社 / 2015年1月23日発売
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読んだことあるのはレヴィ・ストロースとフーコーだけで、それも全部読んだわけではないし、ドゥルーズは2冊くらい途中で放棄したので、いいわるいを評価できるとも思わないんだけれども、実に平易で簡素に解説しているように感じられたし、「思想史」と銘打つだけあって、時間的展開もわかりやすく、頭の中を整理するによい本だと思いました。
2015年1月31日
- ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか
- ピーター・ティール
- NHK出版 / 2014年9月25日発売
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けっこうな内容をすぐ忘れてしまった。
いいこと言ってるんだろうけど、ぶっ刺されたりはシなかった感じ。
2015年1月27日
- 地方にこもる若者たち 都会と田舎の間に出現した新しい社会 (朝日新書)
- 阿部真大
- 朝日新聞出版 / 2013年6月13日発売
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まとまってて、なるほどなーと思うけれども、boowy、B'z、ミスチル、キックときてラドウィンプスだかなんだかの分析に入ってくると、「この音楽がほんとに世代の意見を代表してるの?」という疑問が。
せめて、世代別のセールスデータとかがあればよかったんだろうけど(本ではyoutubeの再生回数が示されるが)。
2014年5月2日
- ラーメンと愛国 (講談社現代新書)
- 速水健朗
- 講談社 / 2011年10月18日発売
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2014年4月1日
- ヤンキー化する日本 (角川oneテーマ21)
- 斎藤環
- KADOKAWA/角川書店 / 2014年3月6日発売
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ヤンキーをコケにすることを経由して、最近の保守化右傾化する日本社会をバカだといいたいのかな、と。
隈研吾との対談だけは面白かった。
2014年3月21日
- 世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析
- 斎藤環
- 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2012年6月30日発売
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2014年3月10日
- キャバ嬢の社会学 (星海社新書)
- 北条かや
- 星海社 / 2014年2月26日発売
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社会学ではない。
ルポルタージュ。
2014年3月9日
- 東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム (NHKブックス)
- 東浩紀
- NHK出版 / 2007年1月27日発売
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アーキテクチャ:規範
環境管理:規律訓練
動物:人間
である:べき
世界:社会
近代の思考法はずっとこの二つの間を揺れてる。
本書はI章から都市と建築を巡る話が続くんだけど、V章の生殖とナショナリズムに関する議論に至って、上のことが端的によくわかるようになっている。
2013年11月4日
- 岩波講座文化人類学 第6巻
- 青木保
- 岩波書店 / 1997年1月6日発売
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サパティスタ関連の「<征服>から<インターネット戦争>へ」のみ。
2013年8月25日
- 先住民と国民国家 中央アメリカのグローバルヒストリー
- 小澤卓也
- 有志舎 / 2007年3月15日発売
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魔術的リアリズムとかいうラ米文学作品を読むにあたっての予習。
先週は魔術的リアリズムのアンチョコみたいなのを読んだけれども、照らし合わせながらこの本を読んでみたら、もう中南米の国民国家の発達というか形成過程がそのまま魔術的リアリズムの概念が形成される過程とかぶっているようにしか思えなくて、文学みたいな文化商品と社会状況との繋がりとかを観るのが楽しい自分にはとても面白かった。
最も面白かったのが、本書中ではちょっとしか出てなかったけれども、メキシコ・チアバスのサパティスタが声明中で言及する「ボタンサパタ」の話だ。理解はあまり深くないけれども、それは「500年の解放闘争の歴史の中で戦ったすべての人、今も戦うすべての人は”ボタンサパタ”だ」という感じの一種の集合主体で、もう単なる人工神話なんだけれども、おそらくその神話は先住民運動みたいなものを強くドライブしていて、これってまさにこの前読んだ「魔術的リアリズム」の、いつの間にか現実を観る視点を変えてしまい、そうなったらもう異化されるしかない、みたいな話とよくかぶるじゃないか、と思ったのだった。
とにかくとても面白かったけど、ラテン系の固有名が全然覚えられなくて辛かった。
2013年8月25日
- 宅間守 精神鑑定書――精神医療と刑事司法のはざまで
- 岡江晃
- 亜紀書房 / 2013年5月24日発売
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なんというか、いろんな意味で読んでおいた方がいい本だと思った。
宅間守の根本的な問題は、
・自分に対する理想と自分の現実の不一致
・その不一致を自分ではなく他者や社会に帰責しようとする心性
の2つ、要は「分不相応な高望み」と「自己中心的な他罰性向」ということだ。
しかし、この2つをまったく持たない人なんているだろうか。「自分がうまくいかないのは、◯◯のせいだ」とまったく考えたことのない人など、ほとんどいないに違いない。であれば、誰もが、大なり小なり宅間守になる素質があるのだと思う。
それにしても、読んでいて「とんでもないモンスターだな」と思いつつも、誰かがどこかの時点で掛け値なしに彼を愛してやることはできなかったものだろうか、というような、すこし哀しい感じも受けた。最終的に、彼はもうどうしようもないくらいに歪んでしまったわけだから、極刑も妥当だとは思うけれど、やはりそういう哀しさみたいなものは拭えなかった。
2013年6月3日
- ソフトウェア入門 (岩波新書 新赤版 876)
- 黒川利明
- 岩波書店 / 2004年1月20日発売
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今言われていることが、考えてみれば4年くらい前には既に言われ初めていたなーと思うことがある。
この本を読んでみると、情報技術に関しては、今もてはやされているようなことは、4年どころか10年近く前にも言われていたんだということがよくわかる。
もっと遡れば、すでにインターネット黎明期には今のインターネットが予想されていたし、PC黎明期にiPad的なものがデザインされていたりする。
2013年5月11日
- 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
- 村上春樹
- 文藝春秋 / 2013年4月12日発売
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この小説はそのまま読めばしょうもない話ですが、裏読みすれば、ちょっとした日本批判の物語になっています。
村上春樹さんは、むかしだったら、イデオロギーを含んだものでももっと上手に物語の中にしっかりと織り込んで仕立て上げたのになー、と思いました。
2013年5月7日
- 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)
- ロバート・A.ハインライン
- 早川書房 / 2010年3月15日発売
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読んでいて、ガンダムやら村上龍の小説やらムーンライトマイルやら想起しました。
他の人も言っていたけれど、訳がもっとよければさらによかった。
2013年4月2日
- 最後の親鸞 (ちくま学芸文庫 ヨ 1-6)
- 吉本隆明
- 筑摩書房 / 2002年9月10日発売
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なんか、洋の東西を問わず人の思想って似てるもんなんだな、と思いました。
それにしても、親鸞はファンキー。
2013年2月22日
ヴィキー・チャオがやばいです。
ジャン・ウェンが相変わらずかっこいいです。
映画の内容はいまいちです。
カメラはクリストファードイルです。
2012年9月18日
- ディスタンクシオン <1> -社会的判断力批判 ブルデューライブラリー
- ピエール・ブルデュー
- 藤原書店 / 1990年4月20日発売
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2012年8月31日
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再読しました。
再読了日:2012年8月28日
- 民俗学の旅 (講談社学術文庫)
- 宮本常一
- 講談社 / 1993年12月6日発売
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若い時に読む本として、神神神神神本です。
それ以外に言い様がありません。
2012年8月15日
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やはりいい本。本章の最後半、地方における民俗を維持・保存しようという社会運動を提起する話では、今の日本で問題になっている事柄、地方自治体と中央政府の間の予算分配の関係、ボトムアップな地域のコミュニティアイデンティティの問題、などが話題になっている。
これもまた宮本さんの碧眼かなあ、と思う。再読了日:2012年10月1日