「風俗産業はもはや女性の雇用のセーフティネットではない」

2015年2月16日

読書状況 読み終わった [2015年2月16日]
カテゴリ ルポ

事情を俯瞰するのにとてもよい本

2015年2月11日

読書状況 読み終わった [2015年2月11日]
カテゴリ 政治・国際関係

なんというか「ふーん。なるほど、へー。うーんそれで」という感じ。こういう本にいつもある、この感じはなんなんだろうか。

2015年1月27日

読書状況 読み終わった [2015年1月27日]

いつの間にか巨人じゃない方の敵が出てきて、そんで倒してた

2015年1月27日

読書状況 読み終わった [2014年12月27日]
カテゴリ マンガ

著書の既刊の本や、その他の関連書籍と比べて、特に目新しい内容があるわけではない。
でも、こういうルポは定期的に刊行され、注目を集めるべきものだと思う。

2015年2月11日

読書状況 読み終わった [2015年2月11日]

読んだことあるのはレヴィ・ストロースとフーコーだけで、それも全部読んだわけではないし、ドゥルーズは2冊くらい途中で放棄したので、いいわるいを評価できるとも思わないんだけれども、実に平易で簡素に解説しているように感じられたし、「思想史」と銘打つだけあって、時間的展開もわかりやすく、頭の中を整理するによい本だと思いました。

2015年1月31日

読書状況 読み終わった [2015年1月31日]

けっこうな内容をすぐ忘れてしまった。
いいこと言ってるんだろうけど、ぶっ刺されたりはシなかった感じ。

2015年1月27日

読書状況 読み終わった [2014年11月7日]

まとまってて、なるほどなーと思うけれども、boowy、B'z、ミスチル、キックときてラドウィンプスだかなんだかの分析に入ってくると、「この音楽がほんとに世代の意見を代表してるの?」という疑問が。

せめて、世代別のセールスデータとかがあればよかったんだろうけど(本ではyoutubeの再生回数が示されるが)。

2014年5月2日

読書状況 読み終わった [2014年5月1日]
カテゴリ 社会学・人類学

面白いっちゃ面白いけど、「つくられた伝統」なんて日本に限らずどこでもそうだし、だから言おうと思えばなんでも「国粋主義」とか「ナショナリズム」とか言えるわけだけど、単にそれを「ラーメン」と結びつける組み合わせの面白さってだけじゃないの、という気もした。

須藤元気を事例に「ナショナリストで多文化主義」っていうのは、もっと拡げて書いて欲しかったなーと思いました。そういう例を逆説的に捉えれば「地元のアイデンティティを否定して、多文化主義を肯定するリベラルの振る舞いは、マイノリティのナショナリズムや民族主義を肯定して、マジョリティの文化を否定する、マイノリティ側の排外主義」とも言える。まさに、そういう似非リベラルに対する反感が今の日本の右傾化を招いていると思っていたので。

2014年4月1日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2014年4月1日]

そうだよね、という本

2014年4月23日

読書状況 読み終わった [2014年4月23日]

ヤンキーをコケにすることを経由して、最近の保守化右傾化する日本社会をバカだといいたいのかな、と。

隈研吾との対談だけは面白かった。

2014年3月21日

読書状況 読み終わった [2014年3月21日]
カテゴリ 歴史・民俗

本書に従うならば、ヤンキー的スタイルが日本のマジョリティなのは当然のことである。なぜなら、筆者も言うように、丸山真男が古事記の中に発見した「つぎつぎになるいきほひ」、主体的な作為もなくただボコボコとなすがままにいろいろなものが産まれ出てきてしまう「イマココ」の連続、を継承するものこそ、「気合とアゲアゲのノリさえあれば、なんとかなるべ」というヤンキーの意識だからだ。

制度としての伊勢神宮や天皇の代替りは、「(存在しない)起源への帰還」の擬制であるが、ヤンキーもまた、逸脱→逸脱の様式化→さらなる逸脱→様式化→…と続く果てのない(たどり着くべき理念の存在しない)運動を続ける。

ヤンキー文化は、日本文化の形式を正しく受け継いでいるというわけだ。

その他、ヤンキーとアメリカ文化の関係や、ヤンキーとは「父性的価値観を母性的方法で表現したものだ」という説明など、なかなか面白かった。

2014年3月10日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2014年3月10日]
カテゴリ 歴史・民俗

社会学ではない。
ルポルタージュ。

2014年3月9日

読書状況 読み終わった [2014年3月9日]
カテゴリ ルポ

アーキテクチャ:規範
環境管理:規律訓練
動物:人間
である:べき
世界:社会

近代の思考法はずっとこの二つの間を揺れてる。

本書はI章から都市と建築を巡る話が続くんだけど、V章の生殖とナショナリズムに関する議論に至って、上のことが端的によくわかるようになっている。

2013年11月4日

読書状況 読み終わった [2013年11月4日]

サパティスタ関連の「<征服>から<インターネット戦争>へ」のみ。

2013年8月25日

読書状況 読み終わった [2013年8月25日]
カテゴリ 歴史・民俗
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魔術的リアリズムとかいうラ米文学作品を読むにあたっての予習。

先週は魔術的リアリズムのアンチョコみたいなのを読んだけれども、照らし合わせながらこの本を読んでみたら、もう中南米の国民国家の発達というか形成過程がそのまま魔術的リアリズムの概念が形成される過程とかぶっているようにしか思えなくて、文学みたいな文化商品と社会状況との繋がりとかを観るのが楽しい自分にはとても面白かった。

最も面白かったのが、本書中ではちょっとしか出てなかったけれども、メキシコ・チアバスのサパティスタが声明中で言及する「ボタンサパタ」の話だ。理解はあまり深くないけれども、それは「500年の解放闘争の歴史の中で戦ったすべての人、今も戦うすべての人は”ボタンサパタ”だ」という感じの一種の集合主体で、もう単なる人工神話なんだけれども、おそらくその神話は先住民運動みたいなものを強くドライブしていて、これってまさにこの前読んだ「魔術的リアリズム」の、いつの間にか現実を観る視点を変えてしまい、そうなったらもう異化されるしかない、みたいな話とよくかぶるじゃないか、と思ったのだった。

とにかくとても面白かったけど、ラテン系の固有名が全然覚えられなくて辛かった。

2013年8月25日

読書状況 読み終わった [2013年8月24日]
カテゴリ 政治・国際関係
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なんというか、いろんな意味で読んでおいた方がいい本だと思った。

宅間守の根本的な問題は、

・自分に対する理想と自分の現実の不一致
・その不一致を自分ではなく他者や社会に帰責しようとする心性

の2つ、要は「分不相応な高望み」と「自己中心的な他罰性向」ということだ。

しかし、この2つをまったく持たない人なんているだろうか。「自分がうまくいかないのは、◯◯のせいだ」とまったく考えたことのない人など、ほとんどいないに違いない。であれば、誰もが、大なり小なり宅間守になる素質があるのだと思う。

それにしても、読んでいて「とんでもないモンスターだな」と思いつつも、誰かがどこかの時点で掛け値なしに彼を愛してやることはできなかったものだろうか、というような、すこし哀しい感じも受けた。最終的に、彼はもうどうしようもないくらいに歪んでしまったわけだから、極刑も妥当だとは思うけれど、やはりそういう哀しさみたいなものは拭えなかった。

2013年6月3日

読書状況 読み終わった [2013年5月31日]
カテゴリ ルポ

今言われていることが、考えてみれば4年くらい前には既に言われ初めていたなーと思うことがある。

この本を読んでみると、情報技術に関しては、今もてはやされているようなことは、4年どころか10年近く前にも言われていたんだということがよくわかる。

もっと遡れば、すでにインターネット黎明期には今のインターネットが予想されていたし、PC黎明期にiPad的なものがデザインされていたりする。

2013年5月11日

読書状況 読み終わった [2013年5月11日]
カテゴリ メディア・情報

この小説はそのまま読めばしょうもない話ですが、裏読みすれば、ちょっとした日本批判の物語になっています。

村上春樹さんは、むかしだったら、イデオロギーを含んだものでももっと上手に物語の中にしっかりと織り込んで仕立て上げたのになー、と思いました。

2013年5月7日

読書状況 読み終わった [2013年5月6日]
カテゴリ 小説

読んでいて、ガンダムやら村上龍の小説やらムーンライトマイルやら想起しました。

他の人も言っていたけれど、訳がもっとよければさらによかった。

2013年4月2日

読書状況 読み終わった [2013年4月2日]
カテゴリ 小説

なんか、洋の東西を問わず人の思想って似てるもんなんだな、と思いました。

それにしても、親鸞はファンキー。

2013年2月22日

読書状況 読み終わった [2013年2月22日]

ヴィキー・チャオがやばいです。
ジャン・ウェンが相変わらずかっこいいです。

映画の内容はいまいちです。
カメラはクリストファードイルです。

2012年9月18日

読書状況 観終わった [2012年9月18日]
カテゴリ 映画
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リア充を頂点とする趣味のヒエラルキーと、その陣地争奪戦がいかに社会的に構造化されているか、について。

でも、リア充陣地争奪戦によってこそ、卓越性を原理とするそのヒエラルキー構造が再生産・維持されているんだよね、という、モードみたいな構造の再生産運動のこと。

あなたがあるものをいいと思うのは、あなたが自由な判断によっていいと思っているからじゃなくて、あなたのもつ資本の種類と量の分布によって形成された知覚・判断・行動の図式<ハビトゥス>がそうあなたに判断させているからだよ、ということ。少なくとも、マクロに見るならば、客観的に、趣味の構造からそういうハビトゥスみたいな理念型が見て取れる、ということ。

とにかく、リア充コンプレックス(上昇志向)は実に惨めで醜いwwwwという著者の心の声が聴こえてくるような感じの本。

2012年8月31日

ネタバレ
  • 再読しました。

    再読了日:2012年8月28日

読書状況 読み終わった [2012年8月20日]
カテゴリ 社会学・人類学
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若い時に読む本として、神神神神神本です。
それ以外に言い様がありません。

2012年8月15日

  • やはりいい本。本章の最後半、地方における民俗を維持・保存しようという社会運動を提起する話では、今の日本で問題になっている事柄、地方自治体と中央政府の間の予算分配の関係、ボトムアップな地域のコミュニティアイデンティティの問題、などが話題になっている。

    これもまた宮本さんの碧眼かなあ、と思う。

    再読了日:2012年10月1日

読書状況 読み終わった
カテゴリ 歴史・民俗
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