ある街に、友達のような関係の32歳の母ローレライと16歳の娘ローリーが二人で住んでいる。
ローレライは16歳高校生の時にローリーを生んだが、相手とは結婚せず実家からも出て、一人で娘を育ててきた。仕事はホテルの総支配人。
ローリーは、いつでも本を持ち歩く本好き。将来はハーバード大に入学する事が夢。
皮肉ばかりでイジワルなホテルの受付係。
料理は絶品だが調理器具をよく落としたり服に火をつけてしまったりとうっかりものシェフ(ローレライとは親友)。
厳しい親にアメリカ的な音楽・食べ物を禁止されている韓国系のローリーの親友(本人はロックなどの音楽好きで、床板の下にCDを隠し持っている)。
・・・などなど、個性的な人々が出てきて、それぞれが魅力的。
で、「スーパーナチュラル」と言う海外ドラマで、『ディーンの弟サム』役を演じているジャレッド・パダレッキが、ここではローリーの恋人役『ディーン』で出ている。
ギルモア・ガールズは2000年(17歳)から、スパナチュは2005年(22歳)から、ギルモアで最初観た時、「若っ」って思ってしまった。
ディーンとローリーのゆったりした関係も羨ましい。
ローリーが生まれてから親の手を借りずに育ててきたが、ローリーが名門私立高校に編入する事になり、その費用が工面できずしぶしぶ両親リチャード・エミリーに借りに行くローレライ。
エミリーはお金を貸す代わりに、毎週金曜にディナーを一緒にする事を約束させる。
そこから今まで、離れていがみ合っていたローレライとエミリーが徐々に互いの事を理解していく様子は心温まる(言葉のやり取りはまだ辛らつなのがちょっと笑える)。
シーズン1を通して気になったのが、母娘がよく行く食堂?の店長ルークとローレライの関係。
ルークはローレライの事が好き(だと思う)だが、ローレライは全然気がつかず。
ローレライが落ち込んでいる時に普段は出さない生クリームいっぱいのサンタの顔をしたパンケーキを出したり、ローレライの家でヒヨコが居なくなった時に探してくれたり、家の修繕をしたり、リチャードが運ばれた病院へローレライを送っていったり、と結構健気にアプローチしているのに。
なぜ、そっち??って人の方にローレライは行ってしまう。
それぞれの人物のその後が気になる。シーズン2に期待。
- 感想投稿日 : 2016年12月15日
- 読了日 : 2011年7月1日
- 本棚登録日 : 2016年12月15日
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