表御番医師診療禄12 根源 (12) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2018年8月24日発売)
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感想 : 7
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シリーズ第十二弾。

将軍の食事の異常な味付け(塩気が強すぎる)から、将軍家への悪意を察し探索を続ける良衛は、将軍・綱吉だけではなく、その兄の家系である甲府藩にもその悪意が及んでいることを嗅ぎ付けます。
ただ、良衛が探索の為“見舞い医師”として甲府藩の屋敷に赴いた事により、事情を知ると思われる甲府藩お抱え医師が消されてしまいます。
良衛も自分が留守の時に、妻子を狙われて家を襲撃されてしまいますが、真野さん配下の方々の助けで何とか無事でした。
どうも、“漂泊者”を束ねる“中根新三郎”という者が鍵を握っているようで、3代将軍・家光の頃からの根の深さがあるようです。彼らの目的はいったい何なのか、続きが気になります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2020年読了分
感想投稿日 : 2020年12月1日
読了日 : 2020年12月1日
本棚登録日 : 2020年12月1日

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