金のゆりかご (集英社文庫)

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  • 集英社
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本棚登録 : 1140
感想 : 167
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  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087473810

感想・レビュー・書評

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  • テーマは興味がある分野だったので、途中までは面白く読めた。
    しかし、実際に育ててもいない自分の子供、しかも一度は捨てた(というか無かったことにしていた)子供に対して、そこまで父性が湧いてくるのかなぁ…と違和感を感じたり。
    なんでそういう思考になるの?…と疑問に感じるところもあり、感情移入しにくかった。
    最期のオチも意外性はあるけど、なんだか腑に落ちない。それが何故だかはわからないが…。

  • 平等だなんていくら謳ったところで
    人々が選別を止める時代なんて、きっと来ない。
    でもね
    60億の脳と60億の価値観が存在するこの地球には
    優劣の基準だって60億存在してもいいと思うの。

  • 早期教育と天才脳をテーマとした野心作・・・・・なんだけど・・。
    色々盛り込みすぎて何だか焦点がぼけた感じです。主人公の影も薄いかな・・・。

  • 金のゆりかご
     プロローグ
     1章 早期教育
     2章 天才
     3章 捨てられた子供
     4章 血の絆
     5章 選択
     エピローグ
    集英社「金のゆりかご」 1998年7月

    解説 大森望

  • 10年以上前に読んで衝撃を受けた本作を再読。高校生のときと子どもを持つ立場になってからだと、心が揺れる場面も変わったと思う。
    命の重さについて考えさせられるとともに、ミステリ性の高さに驚愕し、読み終わった後に呆然とした読後感は今もそのまま。自分の中にある、健常者の方が生き残るべきだ、という無意識に気づいてしまったときは少しショックだった。
    先が気になりすぎて、禁断の「少し先の文章を薄目で見てから先に進む」を何度もやってしまった。登場人物の多さと関係の複雑さはあるが、入り組んだ伏線が最後にするすると解けていく快感は、やはり今まで読んだ小説の中で突出していると思う。映画化してほしいけど、ここまで複雑だと映像化難しいか、、、

  • どんでん返し!騙されないぞと強く思ってても騙される。これは快感ですね。

  • 二転三転する内容に
    どーいうこと?
    どういうこと?と
    先が気になり
    面白く読み終わりました。

  • 想像以上にドロドロとした話で、読んでいて苦しくなる場面がちらほら。
    なんとも醜い話であった。

  • つまらん

  • 長かった
    つまらないわけではないけれど、先が気になるわけでもなく、時々数頁進めるだけで読み終えるまでに時間がかかった

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