人生の経験値が極端に低い歌人、穂村弘。
ソファーの部屋に住んだこともなければ、ポルチーニ茸のソテーも食べたことがない。そんな彼の初体験をエッセイにまとめた一冊。
献血、モデルルーム、占い、「お幸せに、おめでとう」、合コン、祖母の見舞い、はとバス、ブライダルフェスタ、健康ランド、ホルター心電図、お父さん、競馬、花嫁衣装の下見、大相撲マス席、賃貸物件探し、結婚のご挨拶…。ほむほむはやっぱり人生の経験値が低くて、だから見くびってしまう。そして、愛おしさが溢れる。
編集者のサクマさんが理想の女性すぎて、途中にやにやが止まらず、最後「まさか!?」と思ったのに、ほむほむにやられたぜ。妄想ばんざい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ・対談集
- 感想投稿日 : 2017年1月31日
- 読了日 : 2017年1月31日
- 本棚登録日 : 2017年1月31日
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