禁断の魔術 ガリレオ8

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本棚登録 : 4812
レビュー : 630
著者 :
HNGSKさん 東野圭吾   読み終わった 

 私は、ガリレオシリーズを初刊行から追い続けていますが、今回の終わり方は・・・!?もしや、完結ですか・・・!?
 大学に籍置く優秀なセンセイは、そんなにも急遽アメリカやらに行ってしまうものなんですかー。しかも、「しばらく戻らない」って・・・そんな自分探しの旅に行きます的な感じで、外国行けちゃうものなんですかー。ゼミとかどうするんですかー。

 でも、湯川先生の気持ちも分からんでもない。天才物理学者だなんだと持ち上げられているけれど、湯川先生は第一巻からずっと一貫して警察への協力には乗り気じゃなかった。超能力やら、超常現象やらの、科学では説明のつかない現象には興味を示していたものの、捜査が進むにつれて、犯罪者自身や、被害者の心情を慮らなければならない状況に陥ってしまって、湯川先生もいっぱいいっぱいになっていたんだと思う。
 「容疑者Xの献身」の石神さんや、今回の伸吾くんのように、湯川先生に近しい人が、直接犯罪に手を染める、もしくは染めようとするのを目の当たりにして、湯川先生にもとうとう限界がきたんだと思う。

 湯川先生をここまでぼろぼろにした警視庁捜査一課の草薙、内海はじめとする面々に、責任取れよってむしろ、私は言いたい。
 あんたらにとって、湯川先生こそ、禁断の魔術だったんじゃないのかーって。

 あ。ラストに衝撃を受けすぎて、妄想を炸裂させてしまいました。本編についても一言かかせてください。

 個人的に、女の子のおっぱいなんか見て、どきまぎしている湯川先生が可愛かった。湯川先生も、やっぱり、オトコなんだなーって。
 あと、テレパシートリックの捜査依頼を断ろうとする湯川先生が、草薙と内海に論破されるのも可愛かった。はあって、ためいきつくところとか。

 続編は、もう出ないのかなあ。映像よりも、文章で、湯川先生の活躍を知りたい。

レビュー投稿日
2013年2月1日
読了日
2013年1月28日
本棚登録日
2013年2月1日
5
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