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著者 :
  • 文藝春秋 (2012年10月26日発売)
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本棚登録 : 7391
感想 : 1091
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 2012年このミス第一位。2013年本屋大賞第二位。すごいっ。
 ここまでの話題本を読まずにすごすなんて、本読みの名折れでしょう、ということで、ぶっとい本ですが、ガアーっと読みました。

 D県警警務部広報官 三上義信。警察の窓としてマスコミに対峙する彼は、警務部ではなく刑事部に長く身を置く存在。
 警務部とは庶務で、刑事部とは営業みたいなものか。
 二年の辛抱、けれどやれるだけの改革を、という思いで、警務部長に与することなく独自の路線を貫く三上。しかし、三上の娘が家出をし、赤間が三上のために親身になって動いたことから、三上は赤間に屈服を余儀なくされるー


 とまあ、これは、ストーリーの本の一部です。本当に、一部。だてに、647ページあるわけではありません。これは、ネタバレにすら、なってません(笑)
 ロクヨンとよばれる誘拐事件に隠された秘密、その事件の裏に隠されたメモ、無言電話。これらが、警務部と刑事部の対立、三上とその同期 二渡の謎の行動と絡んで、一つの結末に集約していきます。
もう、見事見事。一気読みをおススメします。
 
 けれど、一つ言うなれば、登場人物紹介と、相関関係図がほしかった・・・
 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 横山秀夫
感想投稿日 : 2013年6月3日
読了日 : 2013年6月2日
本棚登録日 : 2013年6月3日

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コメント 2件

bandit250fさんのコメント
2013/06/21

今読み終わりました。凄い作品でしたね。余韻に浸って、気の利いたレビューが思い浮かびません。ayakooさん、いつも的確なレビュー書きますね。羨ましいです。考え考えしながら書くと、いつも褒め言葉の羅列になってしまいます。ayakooさんの様に一気にほとばしる様な文章が書きたいな~。

HNGSKさんのコメント
2013/06/21

banditさん>>読みましたか!?読みましたか!?無言電話、そういう伏線はってたかあーってうなりますよね。雨宮の執念にもうならされますよね。
さすがに、このミスと本屋大賞高位受賞しただけのことはありますよねー。

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