たぶんこれ、身体論とか文学的レトリックとかを知らない人にはまったく面白くないと思う。技巧が上手すぎるから小説になってるけど、吉田修一を映画から入ったエンタメ好きには向かないと思う。文学部生がお手本やレポート材料に使いたくなる、ある意味芥川とか鴎外とかの意味で教科書的作品。あなたはどう見られ、どう構成される存在ですか?って意図かと思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
生粋純文
- 感想投稿日 : 2011年9月25日
- 読了日 : 2011年9月25日
- 本棚登録日 : 2010年2月28日
みんなの感想をみる