銀色さんの詩はその時々の恋の状態でココロにひっかかる部分が
違ってきて、同じ本でも読む時が違えば違った印象にすら
見えてくるのもおもしろくて大好き。
ツライ恋をしていた時、辛さが小さな棘になったような
そんなキモチで読んだこともあったけど、
見えない思いを信じられる今は、銀色さんの
青が優しく仄かなあたたかい空気に感じられたり。
この本の中にある、黒の中に染み出すような青も
霧の中でグリーンと溶け込むような青も
薄氷のようなシャラシャラと音をたてそうな青も
すべての青の景色がすごくすごく大好きな本。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
■ 銀色夏生
- 感想投稿日 : 2013年3月19日
- 読了日 : 2013年3月19日
- 本棚登録日 : 2013年3月19日
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