余命10年 (文芸社文庫NEO)

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本棚登録 : 659
レビュー : 76
著者 :
制作 : loundraw 
あよはたさん  未設定  読み終わった 

後半は、数行読むごとに目が滲んで何度も読むのを中断した。電車の中で読むのはおすすめできません。

主人公の茉莉(まつり)は、治すことのできない難病にかかる。そして、『余命10年』と宣告される。
その10年の時が、淡々と時間は流れていき、10年に近づいていく中でいろいろなことがおきる。
恋人になる和人との話は、とてもせつなかった。

死に向かっていく描写は、とてもたんたんとしていて読んでてもつらかった。そして、自分もその瞬間を想像して怖くなる。

本作は以前にに単行本で出たものを文庫化したものであるが、その文庫化の直前で著者の小坂さんはなくなられたらしい。主人公の茉莉は小坂さん自身を投影したものだったのかもしれない。

映画やドラマなど映像化されるかもしれない、見てみたい気もするけど、ドラマチックなものにはしないでほしい。

レビュー投稿日
2019年1月9日
読了日
2019年1月9日
本棚登録日
2019年1月8日
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