健康を食い物にするメディアたち ネット時代の医療情報との付き合い方 (BuzzFeed Japan Book)

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本棚登録 : 118
レビュー : 11
著者 :
あよはたさん  未設定  読み終わった 

BuzzFeed Japanの医療部門コーナーで記者をやっている朽木誠一郎さんが書いた一冊。
あやしい医療情報に対して丹念に取材を行い、その怪しさをひもといたり、そういう情報への精査の仕方も書いています。

医療デマがなくなるように、と書き始めた本ですが、その難しさや背景も後半で語っています。
正しさを伝えるだけでは、どうにもならないという難しさ、悩みも伝わり、考えさせられる部分もあります。

途中、出版業界においての健康本問題にもメスを入れています。
その途中で、出てくる本に関わる人たち(匿名が多かったけど)の悩みやつらさも、構造的な問題から出てきていることもあった。
また、そうしたことが表現の自由という正しそうな言葉でかぶしているが、国際人権規約から引いて”国の安全、公の秩序又は公衆の健康若しくは道徳の保護の目的においては、表現の自由が制限される”という話も書かれており、情報発信(おもに出版に関して)に関わる立場としてもいろいろと考えないといけないと読み終えたあとに考えた一冊でした。

レビュー投稿日
2018年4月10日
読了日
2018年4月10日
本棚登録日
2018年3月8日
2
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『健康を食い物にするメディアたち ネット時代の医療情報との付き合い方 (BuzzFeed Japan Book)』のレビューへのコメント

だいさん (2018年6月10日)

読んだ
著者が、ネットの仕組み?世界?と、メディアをよく知っているので説得力がある、と思った。

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