2回目。最初に読んだのは、14年ほど前、
この文庫が出てすぐだったのかもしれません。
図書館でたまたま見かけて、表紙に惹かれ、
加納朋子作品デビューしました。
主人公の駒子が、絵本「ななつのこ」の作者、佐伯綾乃さんに
手紙を書いたことで始まる文通(懐かしい表現ですねぇ)。
駒子が日常に会った謎を手紙に書き、返事として謎の答えが戻ってくると、
言う形式のお話です。
表紙と同じような、絵本のように
ほんわかした柔らかい雰囲気で物語が進んでいきます。
最後の「追伸」が一番好きかな。駒子から綾乃さんに送った後日談のようなお話。
駒子の文章を通して、綾乃さんや麻生さん(表紙作者)の性格が見えて面白かったです。
あと「白いたんぽぽ」も好き。
駒子のように女の子らしく、ふみさんのように美しく強く生きられたら
理想の女性だなーと思いながら読んでいました。
さぁ、復習も終わったし、続編も読むぞー^^
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー小説
- 感想投稿日 : 2013年10月14日
- 読了日 : 2013年9月24日
- 本棚登録日 : 2013年8月4日
みんなの感想をみる