都内で小さなPR会社を経営する俵谷慎介のもとに、郷土史家を名乗る老人がふいに現れた。廻船問屋だった俵谷の先祖が日本海某地に遺した財宝を追っているというのだ。半信半疑の俵谷だったが、老人の姪の美貌に翻弄されながら、次第に底無しの欲望ゲームに巻きこまれてゆく。そして、落とし穴は意外なところに用意されていた...。志水流ハードボイルドが結実した記念碑的超大作。
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志水辰夫
- 感想投稿日 : 2011年3月13日
- 本棚登録日 : 2011年3月13日
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