タイトルに「伝」の文字がつくが、正確には伝記の類ではない略年譜はついているものの、具体的に何をした人でどのような人物であるかを親切には書かれていない。”怪物”たちの一側面を描いているといった方が正しいのではないか。
ただ、その取り上げ方にはいささかの疑問もある。特に、辻政信と三浦梧楼。どちらかといえば筆者は好意的に描いているが、両者が果たした歴史的役割を考えると、どうかと思うのだが。
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カテゴリ:
[95]日本文学(評論・随筆・その他)
- 感想投稿日 : 2011年7月28日
- 読了日 : 2011年7月28日
- 本棚登録日 : 2011年7月19日
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