望み

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本棚登録 : 1232
レビュー : 211
著者 :
azu-azumyさん その他・さ行の作家   読み終わった 

石川一登は建築デザインの仕事をしている。
妻、貴代美は自宅で校正の仕事を。
長男の規士(ただし)は高校生。
妹の雅は中学生。
ごく平凡な4人の家族。

外泊をするようになった規士を気にかけていた一登と貴代美。
そんな矢先、事件は起きる。
石川家の近所で高校生が遺体で発見される。
その場から立ち去った2人の若者。
規士は外泊をしたまま帰らない。

警察から規士が事件に関わっているようだと知らされた一登と貴代美。
規士は加害者か?、それとも被害者か?
自分たちは加害者家族か?、被害者家族か?

事件の全容がわかるまで、真実がわかるまで、家族が望むものは…
息子の無実?
被害者であってくれること?
加害者であっても生きていてくれること?

重いテーマでした。

ネット社会の今、否が応でも触れてしまう情報がある。
その正確さは二の次で、人々の興味を引くものはあっという間に拡散される。
そして、拡散された情報が、まことしやかにささやかれ始め、いつのまにやら真実のように語られる。

私自身、情報に振り回されない!という自信がない…
恐ろしい…

レビュー投稿日
2017年7月6日
読了日
2017年7月6日
本棚登録日
2017年7月6日
8
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