あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇 (時代小説文庫)

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レビュー : 156
著者 :
azu-azumyさん 髙田郁   読み終わった 

あきない世傳金と銀、第4巻。
ようやく手に入れました!
そして、ゆっくりじっくり味わいながら読みました。

第3巻のラストでどうなることか?!
と、気をもんでいたのですが…
予想だにしない展開に、「えっ!!!」と声を出してしまいました。

天満の五鈴屋へ女衆として奉公に上がり、4代目徳兵衛の後添えになった幸。
4代目徳兵衛は3兄弟の長男ですが、読んでいて腹立たしくなるほどの放蕩息子。
その4代目徳兵衛が不慮の事故で亡くなります。
事故の原因も自業自得というか…

そして、5代目徳兵衛となったのが弟の惣次。
3兄弟の次男。
5代目徳兵衛は幸の商才を認め、幸を娶ることを条件に5代目に。
この惣次、商売熱心で、商売人としては4代目とは比べ物にならない。
幸の商才を認めていたので、幸と二人三脚でやっていくかと思いきや…
商売が上手くいき始めると、手柄は自分ひとりの裁量と勘違いし始める。
”情”というものが全くなく、儲けることしか考えない。
その結果…
自分で自分の首を絞める状況を招いてしまう。

そんな状況を作ったのは4代目自身なのに、あろうことか、お金をもって逃げ出した。
後に残された幸と五鈴屋。

どうする幸????
どうなる五鈴屋~~~~!!!!

と、思っていたら、3兄弟の末っ子、智蔵が6代目徳兵衛に。
そして、そして、幸がその嫁に!

3兄弟の長男、次男、三男と三人の嫁になった幸。
でも、第1巻で智蔵は幸と夫婦になることを望んでいたのだし。
そして、なんといっても人としての優しさを持っている智蔵。
自分を人形に、そして幸を人形遣いに例え、幸が思う存分あきないに力を注げるように尽力する姿。
”智ぼん、よう言いはった!”
”智ぼん、ようやらはった!”
と拍手喝采!!

次から次へと窮地に追い込まれ、やっと商いが軌道に乗ったら、またまた問題が!

第5巻は来年の春ごろ発刊でしょうが、今から待ち遠しい!!!

レビュー投稿日
2017年10月23日
読了日
2017年9月12日
本棚登録日
2017年9月12日
7
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