樋口一葉の歌の師匠の中島歌子の波乱に満ちた半生を描いた作品。舞台は維新の水戸藩。
歴史物は苦手でしたが、直木賞というのとタイトル「恋歌」に惹かれて読みました。
女の一生というのは、生きる時代で違ってくるもの。文明が進んだ現代では考えられない壮絶なシーンもありました。
人を想う気持ちはいつの世も切なくも悲しく、そして、甘く強いものなのだと思います。一人の人をここまで愛せたら、例えあえなくても幸せな女の一生なのでしょうね。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年10月18日
- 読了日 : 2015年10月18日
- 本棚登録日 : 2015年10月18日
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