こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

著者 :
  • 文藝春秋 (2013年7月10日発売)
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感想 : 5

筋ジストロフィーという筋肉がだんだん動かなくなる難病を抱えた人の実話。映画にもなってたみたい。本来なら病院、施設の中で管理されて生きるのが在宅介助の道を切り開くために社会に訴え、多くのボランティアの力を借りて実現する。24時間体制の介助、痰の吸引を怠るだけで簡単に窒息死。本来ならこれは医療行為でボランティアにはできない仕事なのだけどボランティアを家族と解釈する事で在宅での介助を可能にする。プライベートなんてあったもんじゃない。ありのままの自分。文句があれば容赦無く生身で体当たり、ボランティアとも何度も衝突、それでも心は離れていかない。不思議な魅力。深さ。何度も止まりながら読んだわ。色々書きたいのだけど上手くまとまらぬ。筆者も本の中で筆が進まない…と吐露。正直な方なんだろうなと思った。表面だけすくい取って「これはこう!」って言うのがはばかられる物があるよ、これは。是非読んで。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年2月8日
読了日 : 2021年2月8日
本棚登録日 : 2021年2月8日

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