青い壁、床とイスはふんわりした白。そこに入れば大空を飛んだ気分にさせてくれる美容室。
“あおぞら美容室”と名付けられたそれは罪を犯した受刑者が刑務所内で資格をとり、出所してまた社会に戻るためのプログラムの一つなのであった。
一般の人も格安で利用でき、数は少ないが常連さんもちらほらと。
そんなところへ6人の主人公達が訪れる。それぞれの思いを抱えながらも美容室にいくと何故か気持ちが解れて心が軽くなっていく。
切ってくれる人はそれなりの罪を犯したからこそ、そこにいるわけなのだが…。
刑務所というイメージとの対比がとても面白かった。
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- 感想投稿日 : 2021年2月9日
- 読了日 : 2021年2月9日
- 本棚登録日 : 2021年2月9日
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