ホモ・デウス 下: テクノロジーとサピエンスの未来

  • 河出書房新社 (2018年9月6日発売)
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思ってる以上に悲観的な絶望的な未来予測だった。将来AIによって仕事が奪われるとかそういう次元ではなく人類自体がひょっとすると居なくなるくらいの可能性に言及していて読んでいてじゃあ一体どうなるの?どうすれば良いのか ??とその答えを聞きたくてページをどんどん先にめくっていった結果、別に凹ませることが目的ではないのだろうけどもう個人や一つの国程度では抗えない流れになっているのだなと感じ、じゃあまあいいか、好きなことやってればという、変な諦めにも似た開き直りの気持ちが湧いて何故か希望を抱いた。希望と言っていいのか分からないが。少し前に読んだ岡潔先生の著作の中にあったスミレはただスミレとして咲けばいい(趣意)といった言葉とリンクした。もちろんこうならない可能性もある訳だしひとりびとりが自分自身の限界を突破するよう少しずつ壁を乗り越えて行けるようやってれば良い。(イチロー)これも1つのアルゴリズム。なのか?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年3月22日
読了日 : 2019年3月22日
本棚登録日 : 2019年3月22日

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