獣人 愛と殺人の鉄道物語 (ゾラ・セレクション 6)

  • 藤原書店 (2004年11月10日発売)
4.29
  • (6)
  • (6)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 51
感想 : 3
5

理性で殺したラスコーリニコフ、本能で殺したジャック。 この二人の主人公の対比はドストエフスキーとゾラの人間観の違いを最も明確に示しているのではないでしょうか。 『罪と罰』にはまった人ならぜひともこちらの作品も読んで頂けたらなと思います。 バルザックの『ゴリオ爺さん』と共におすすめしたい一冊です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: フランスとフランス文学
感想投稿日 : 2024年8月14日
読了日 : -
本棚登録日 : 2024年8月14日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする