ロナルド・バルフォアというビアズリーの流れを汲むイラストレーターの絵がとても素敵です。
表紙はハードカバーではありませんが、紺色の地に銀の箔押しのような加工がしてあります。
ルバイヤートをどこで目にしたのかいまいちはっきりとした記憶がないのですが、いつか読んでみたいな、と思っていたことを図書館でふと思い出し、借りてみました。
英訳(エドワード・フィッツジェラルド訳)と和訳(竹友藻風訳)が載っていて、バルフォアのイラストもたくさん掲載されていて贅沢です。
1940年代に発行された本の復刻版であり、和訳でさえ難しい言葉(汝をなれと読ませたり、腕をかいなと読んだり、鬱金香と書いてチューリップなど)が多いので、意味を完全に理解するのは困難です。
後ろの方に注釈がついており、丁寧な解釈が載っているので、ここを見ながら読み進めるのがいいかもしれません。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
*読んだ本2018*
- 感想投稿日 : 2018年4月7日
- 読了日 : 2018年4月7日
- 本棚登録日 : 2014年4月30日
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