「あらゆる経済的リスクは、金融市場でヘッジする(保険をかける)ことが可能です。資産に対して最適なヘッジをかけさえすれば、「国家破産」は何も怖くありません。」(まえがきより)
本書では、もし日本が国家破産するような事態に進んでいったとしても資産を守るためにどのような金融資産を保有すればいいかを解説している。要点は、あとがきから引用すると、
1.日本の財政がたとえ破綻に向かっているとしても、当分は金融資産は普通預金で持っていればいい。
2.日本の財政が破綻したとしても、手近にある金融商品だけで資産のかなりの部分を守ることができる。
3.たとえ「海外投資」をする必要があるとしても、ネット銀行の外貨預金で十分だ。
……ということ。
株式投資や投資信託の本は何冊か読んできたけれど、物価連動国債ファンドなる金融商品の存在を初めて知った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネス・経済
- 感想投稿日 : 2019年8月12日
- 読了日 : 2015年12月14日
- 本棚登録日 : 2019年8月12日
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