赤い館の秘密 (創元推理文庫 (116-1))

3.46
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本棚登録 : 265
レビュー : 45
babapさん  未設定  読み終わった 

3+
二人の素人探偵のやりとりがいっそ清々しい程に軽妙そして絶妙で、本格然としたスタイルの割に、終始穏やかな雰囲気を醸し出しているのが特徴か。さすがに訳の古さは否めないし、真相に意外性なども感じられないが(今や古典ともいえるトリック)、リズミカルな文体と、メリハリのある会話が、巧みに読み手を先へ先へと誘う。

横溝正史は「本陣殺人事件」で、本作を“最も愛読する”と明記し、金田一耕助初登場時に、主人公アントニー・ギリンガム君に風貌が似ていると書いている。
しかし、読み終えても両者の印象がほとんど重ならないのは不思議。


*****
どうでもいいことだが、積み本の中からタイトルに“色”が含まれる本を続けて読む企画を実践中。
黄→緑→赤→?

レビュー投稿日
2012年7月20日
読了日
2012年7月20日
本棚登録日
2012年7月18日
1
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