スタローン主演。
フランスのグラフィックノベルが原作、ということですが
非常に渋いアクション映画になってますな。
スタローンことジミー・ボボはベテランの殺し屋。
パートナーと今日も決められたお仕事をこなします。
が、これが実はハメられ仕事。
パートナーを殺害され、自らも危機一髪だったジミー。
なんやかんやあって、よりにもよって大嫌いなコップである
テイラーを助ける事となり、協力して黒幕を暴くべく活動を始める。
…てな話なんですけどね。
このテイラーをワイルド・スピードシリーズのサン・カンがやってます。
ワイルド・スピードではすでに故人になっているので、
こういう形で見れてうれしいな。
役どころも、携帯電話一つでサクサクディープな情報をゲットする、今風の出来るデカ。
ジミーに日本人とか言われて
「イタリアンつってタコスを出される気持ちを考えろ」
とか言ったら
「それとは一緒にするんじゃねぇ!」
って逆切れされてましたがw
個人的には、オープニング・クレジットでクリスチャン・スレーターの名を発見し、
やたらテンションが上がったのですが、残念!小物悪役でした。
妻が「え?ポピュラーな人?」と言うのであれっと思いましたが
そもそも、この人デカイ当たり役ってないのか?
俺としては90年代前半、
「ヤングガン2」~「今夜はトーク・ハード」~「ロビン・フッド(ケヴィン・コスナーの)」
~「カフス!」~「トゥルー・ロマンス」
あたりで同世代のスターとしてやられちゃったんだがな。
まぁ話はそれましたが、この映画
絵的には決して派手ではないものの、ここでこう殺すか、
えっ、コイツも撃っちゃうの?といった迷いのない殺しや、
「こんな事もあろうかと」の自爆スイッチ(これは結構派手)なんかが
貯めもなくドンドンと実行されて行き、ハードな雰囲気をさらに盛り上げる感じは中々良い。
つっても最後はスタローンと筋肉ライバルとの肉弾ガチファイトになっちゃうのは
お約束ということで、温かい目で見てあげましょう。
相手はリブートしてコケた「コナン・ザ・バーバリアン」のコナンの人だということで、
巨体の割にすごい動き&なかなかの迫力でした。
- 感想投稿日 : 2014年5月2日
- 読了日 : 2014年3月27日
- 本棚登録日 : 2014年5月2日
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