苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」

  • ダイヤモンド社 (2019年4月12日発売)
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1.この本を選んだ目的 
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何かでこの本が紹介されていたことがきっかけです。
  
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2.概要
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筆者の森岡さんが娘さんへ本という形で間接的に伝えたいことをまとめたもの。

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3.感想
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面白い本でした。
自分自身と向き合うことをおろそかにしている人に向けたメッセージとして、響くものがあると思います。
序盤の「自分自身を知るための努力」なんて、キーワードは、なかなかに考えさせられると思います。

パークペクティブとか、バイアスという言葉が、10代の段階で常に頭の端っこに置いてある状態が理想的だと思います。なので、こういう本は、10代で読むべきで、そこから、自分の考えを導き出していくように、考える時間と行動をとっていくことが大切だと思います。
ぜひ、若いうちに、読んでほしいです。

身近な人から、考えることを、しっかり教えてもらえることは、早い段階で他者よりも優位な立ち位置になるだろうな〜と感じるとともに、いかにして、考えることに興味を持たせていくかは、親として難しいミッションだろうか〜と感じました。

娘さんがどう捉えて、どう感じて、どう行動したかを別冊で出してほしいた思いました。

自分の世界観というものは、いくつになっても大きく変わっていない気がします。会社をいくつ変えても、学びをより深めても、海外旅行に行ってみても、劇的に変化したとは感じられていないのは、思考のベクトルが少ないことに起因しているとわかっています。

そして、人生の半分を過ぎたところで、あらたに自分が目指すものがなんであるのかをしっかり頭に置いて、また、一歩を歩んでいかなければならないと、考えさせてくれる本でした。

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4.具体的にどのような点を学習したか?
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残りの人生を選択する時の軸となるものを考えた。

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5.具体的にどのような行動をするか?
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仕事以外で、多くの目標設定をして、自己評価をしていますが、それは1、2年先までです。
人生残り40年と定義して、あらたな目標を定義する。

■残りの人生の目指すべきものを明確にする。
■必要な行動を定義する。
■期日を定める。

本を読むことだって、1年間に70冊だと、あと、2800冊しか読めないです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年6月8日
読了日 : 2023年6月7日
本棚登録日 : 2023年6月7日

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コメント 2件

Sintolaさんのコメント
2023/06/15

MANIDEさん、2800という数字は、非常に少なく感じられますね。精一杯本を読んで勉強しても、私たちが知ることのできる世界はほんのひとかけらであり、人生の終わりに「後悔」する可能性は高いです。ただし、計画を立て直して決意を新たにするのは、どのタイミングだって良いはずです。(日日是好日という言葉が示すように)
年間何万冊も新しい本が出版されているなかで、MANIDEさんに選ばれし2800冊がどれも素敵な本であることを願います。

Manideさんのコメント
2023/06/15

sintolaさん、コメントありがとうございます。

そうなんですよね〜
もう、それだけしか読めないんだな〜と感じています。

そうですね、大切に一冊を選ばないといけないですね。
ありがとうございます。
楽しみながら、本を読んでいきたいとおもいます(^-^)

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