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■あらすじ
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幽霊が見えてしまう翔平は、キッチン風見鶏でウエイターとして働きながら漫画家を目指す。
そのキッチン風見鶏のオーナーは、お客様のプロファイリングが得意な鳥居絵里。
そんな2人と周りにいる人たちとのお話。
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■感想
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休み中に旅先で読もうと思って、サクッと読めそうなこの本をお供に連れて行きました。
幽霊が見えるというファンタジーな設定ですが、恋愛小説のような要素が強くて、ついついニヤッとしてしまうシーンが多い作品でした。翔平と寿々のやりとりは微笑ましいです。もう、この2人にフォーカスして作品を作っても良かったと思ってしまいます。
予想通りサクッと読めて、よかったよかった、という感じでした。恋愛というのが、ほんと、微笑ましいです。
森沢明夫語録という表現をしている人がいましたが、今作品も心に響く言葉がでてきます。
「人生に正解なんてないんだよ。」
「自分で選んだ道を自分の努力で正解にするだけ。」
「自分の心に嘘をつかずに、人生を創っていく。」
私も自分の心と向き合って、しっかり選択をして進んでいきたいです。
この作品は、『きらきら眼鏡』とのコラボでした。ざわざわ公園、ブランコがでてきました。大滝あかねさんも記憶のやり取りの中で登場します。
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■主な登場人物
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(キッチン風見鶏)
坂田翔平 24歳、漫画家志望
鳥居絵里 オーナーシェフ、32歳、童顔で若く見える
鳥居祐子 絵里の母、胆管癌
(常連客)
手島洋一 常連客、38歳
歩 洋一息子
葵 洋一妹、歩母
(港の占い館)
宮久保寿々 すず、占い師、24歳
大滝あかね フリーライター
- 感想投稿日 : 2023年1月3日
- 読了日 : 2023年1月3日
- 本棚登録日 : 2022年12月24日
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