“癒し”のナショナリズム―草の根保守運動の実証研究

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本棚登録 : 139
レビュー : 9
banalstoryzさん  未設定  読み終わった 

「となりのウヨク」を罵らずに考えた珍しい本だと思う。特に、一定の共感をもって「史の会(つくる会の支部)」を観察した上野の視点と、それを前後で補った小熊の構成がいい。

「つくる会」よりも「つくる会」を生んだ土壌そのものを警戒する小熊は、人々の不安が「普通でないもの」を発見する行為、排除の暴力へとリンクする危険に気づく。そこまでの道のりが平易な言葉で描かれ、理解しやすい。「ふつう」の生活の結果として右傾化をとらえたそのバランス感覚に拍手。

レビュー投稿日
2013年3月28日
読了日
2013年3月28日
本棚登録日
2013年3月28日
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