水晶萬年筆 (中公文庫 よ 39-2)

著者 :
  • 中央公論新社 (2010年7月23日発売)
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本棚登録 : 1097
感想 : 107
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地下にずっと水が流れているような、そんな音がした。

どこまでも続いてゆく、十字路。
その先にそれぞれの物語が繋がっているような、そんな感じ。
一人称だったり三人称だったり、文末が言い切りだったり丁寧語だったり、文章のテンポ感が違って書かれていることで、より「それぞれの物語」感が出ていたのかなと思う。

あとがきに登場した地名が馴染みのあるものばかりで、どのお話がどこなのか想像してわくわくしてしまった。写真見てみたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: クラフト・エヴィング商會
感想投稿日 : 2014年4月13日
読了日 : 2014年4月13日
本棚登録日 : 2014年4月13日

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