▼あらすじ
ブラコン同士で付き合う振りをする事になった高校生の曜と古宮。
お互いの兄弟に自分たちの大切さを実感してもらうはずの作戦だったのに、気づけば「お付き合いごっこ」を楽しんでいて…。
あげくに曜の純粋さを可愛いと思いはじめてしまった古宮は、うっかり本気のキスをしてしまい??
数年後の四人を描いたラブ甘な描き下ろし番外編も収録!!
***
ストーリーの完全度:★★★★☆
癒し度:★★★★☆
あまあま度:★★★★☆
エロ度:★★★☆☆
萌え度:★★★★☆
総合評価:★4.0
積み本崩し。
佐倉リコ先生の作品は前回読んだ「五月の花はまだ咲かない」が個人的にあまりハマれなかったので、今回はどうかな?とちょっぴり不安でしたが、表紙のイメージ通りの可愛らしい雰囲気のお話で思ってたより楽しく読めました!(^^)
特に受けが可愛かった〜!高校生だけど、見た目も言動も幼いので若干ショタに見えるのですが、そこがまたイイんですよ!(笑)
あと、作中でちょいちょい描写される受けイメージのヒヨコのイラストがめちゃくちゃ可愛くて地味に癒されました♡
男らしい受けが好きな人はどうか分かりませんが、少なくとも私のようにあざといくらい可愛いタイプの受けやショタ受けが好きな人ならおそらく受け入れられるんじゃないかな、と思います。
欲を言えば受けが攻めを好きになるまでの間にもう一捻り何かあって欲しかったけど(最初のキスで早々に落ちたイメージなので…)、これはこれで十分楽しめたので満足度は高めです。
残念ながら本編のエロは手コキ止まりで本番シーンはありませんでしたが、その分、描き下ろしでがっつりヤッてますのでご安心を。(しかも媚薬エッチという美味しい設定です笑)
男同士で付き合う事に全然抵抗無いのかよ〜とか、受けが可愛過ぎてDKに見えない〜とか、多少思う所はあるにはありますが、そこはあまり深く考えず、疲れた時の糖分補給として読みましょう!
- 感想投稿日 : 2019年6月5日
- 読了日 : 2019年1月16日
- 本棚登録日 : 2019年1月16日
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