壜の中の手記 (角川文庫)

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本棚登録 : 254
レビュー : 26
バートルビーさん 小説(海外)   読み終わった 

はじめの3篇まではよかった。
「豚の島の王女」「黄金の河」「ねじくれた骨」……けどそのあとはもう飽きちゃったね。

だいたいの話が語り手が見たり聞いたりした不思議な話を読者に伝えるという構成。「語り」って言やァそら都合いいけど、描写じゃなくて説明のための説明って部分が多すぎる。

「時計収集家の王」なんかは説明に夢中になって小説がおざなりになったいい例。舞台はきちっと作ったけど脚本はない、みたいな。

要は中途半端なんだ!ぜんぶ。
中にはSFっぽい話もあるけど、薄っぺらい。かといって切れ味のいいショートショートならもっと他のもん読むしっていう。原爆はいけませんなんて小説の最後に出てくるのはほんとサブい。

それってぇとビアスはやっぱりスゴイ。
ハッとするような描写があって、話そのものにグイグイ引っ張っていく力がある。

レビュー投稿日
2015年1月18日
読了日
2015年1月18日
本棚登録日
2015年1月18日
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