ソートン・ワイルダー戯曲集 1

  • 新樹社 (1995年11月1日発売)
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「ワンダー」で、オギーのお姉さんのオリヴィアがこの劇のエミリー役をやる。
映画でその場面を見て、絶対何か意味を込めて選んでいるなと思い、読んでみました。
あの場面は、エミリーが死者となって、回想するところ。
解説に書いてある。『「存在する喜び、切なさ、様々な関係の中で存在していることのいとおしさとは、「死」を通してしか認識できないという絶対的な矛盾を通過して初めて認識できるのである。」』
何気ない、なんてことのない日常、ありふれた普通の日々、そこにこそ幸せがあって、だからこそ人生は美しい。
それは失ってはじめて気が付くこと。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 戯曲集
感想投稿日 : 2018年11月15日
本棚登録日 : 2018年11月15日

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