「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい (講談社文庫)

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本棚登録 : 80
レビュー : 13
著者 :
basil1127さん 社会問題   読み終わった 

だいぶ前に買って読みかけていたのがいつのまにか積ん読の山に紛れ、このたび発掘されたので続きを読んだ。

森達也さんの書くものは常に葛藤にまみれている。揺れている。自分が正しいとは決して思わず迷いながらそれでもご自分が見たもの聞いたこと経験したこと調べたことを真摯に書いている。
ショッキングなタイトルは本書に収録された一コラムのタイトルだけど、この中でも筆者は躊躇なく「自分がその立場に置かれたら」と書きつつ迷う。

疑問を持ち続けること。自明とされている、報道されている、今目の前に見えるもの、それらを(自分を含めて)疑い続けること。その上でバイアスを排して物事をあるがままに認めようともがき続ける著者の姿勢に共感する。

レビュー投稿日
2020年6月18日
読了日
2020年6月18日
本棚登録日
2020年6月18日
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