本物の思考力(小学館新書)

著者 :
  • 小学館 (2017年4月4日発売)
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本棚登録 : 64
感想 : 8
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「数字・ファクト・ロジック」が最頻出のワード。風潮や伝聞、思い込みといったものに惑わされず、一次情報をソースとする「数字」「ファクト」に基づいた「ロジック」で思考するリテラシーを身につけようというのが骨子。

また、「人・本・旅」も頻出ワードであり、それらによるインプットが十分であれば、直感による思考も適切なものとの主張。

著者は世界史の造詣が深いためか、人間を群れとして捉えた視点の切り口が多い。その上で、ラディカル(根源的)な考え方で取るべき政策を述べている箇所が多く見受けられた。

他の著書とエピソードが被っているのはご愛嬌。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス・思考
感想投稿日 : 2017年11月1日
読了日 : 2017年11月1日
本棚登録日 : 2017年8月27日

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