身体知-身体が教えてくれること (木星叢書)

  • バジリコ (2006年4月6日発売)
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感想 : 29

・昭和30〜40年代 地域社会の解体
・数値化できるスポーツとしての武道
・着物が身体感覚を拡げる
・ディベート教育の是非 大切なことは論破することより説得すること
・ヨーロッパ=真理信仰 日本=他人とは不可知なもの
・家族とは会食する集団
・愛情はお金と同じく、通過していくもの、外から流れ込んでくるので、発揮できる
・自分を抵抗の少ない流動体にする
・「未来の体感」を志向的に意識している人
・子供の不良化=心身が乖離して、出来合いの身体に収まろうとする
・大卒とは、社会性・協調性・マジョリティへの忠誠心
・負け犬と勝ち犬=同じ社会階層に属している人たち
・今は出かけなくてもいいところに出かけすぎている
・性教育は家庭と学校以外でするもの
・共同生活
・自分なんてない、関係性の中で作られているあなたがあなた
・就職のドアはむこうから開くもの
・早く結婚したほうが良い
・子育てを中心にしながら、40代からたくさん仕事する
・地位は高くても、個人的なありようを大切にしていない
・トラウマ系の人は新しい体験ができない
・恒常的な性関係にビルトインされていないとトラブルが起きる
・社会性を控除された純粋に器官的な感覚はそれほど人間に影響力をもたない
・嫌悪感は大切なもの
・嫌悪を感じないように感覚をオフにしている
・産業社会では中性性が都合がいい
・コミュニケーション能力とはノイズを声にできること
・理路整然としてなきゃ理解できないのは、コミュニケーション能力が低い
・父母の役割分担が重要
・人文科学系の評価=標準的なパラダイムがなくてローカルなパラダイムが等権利的に並列している=大学らしさ
・先行研究がないと査定してもらえない
・異質なものを排除する文化=若い男性
・男が結婚したがらなければ晩婚化するのは当たり前、女性の問題ではない
・異質なものを受け容れるのが人間の快楽
・異質なものとしての自己をいかに思春期に受け入れたか
・若い人は曖昧な自己同一性にたえられない
・けんしゅう=人類学的な通過儀礼
・中間的な領域にこそ豊かなものがある

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感想投稿日 : 2012年7月17日
本棚登録日 : 2012年7月17日

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