人事はどこまで知っているのか (セオリーブックス)

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著者 :
batmaniiiさん  未設定  未設定

▼評価を高めていくには、まず、会社があなたに何を期待しているかを知る必要がある。よほど特殊な才能を持ち合わせていない限り、会社の期待に沿わなければ評価を上げることはできないからだ。「それには咀嚼する力が必要になってくる。」「やはり自分なりに組織の意識を咀嚼し、どうアプローチしていくか。その方法論を上司に伝え、理解を得ながら実行していくこと。それができなければ、置いてきぼりを食うということです。」
▼常に自分なりの想定問答を作っているので、説明が簡潔でもたつくことがない」
▼「上司の得意、不得意を観察する」ことにも余念がない。
▼上司の留守中には必死になって情報を仕込むよいしたい。他の担当者からも、必要な情報を収集しておけば、その行き届いた報告に上司は満足するはずである
▼「例えば、返信の冒頭で、『本日付けの2本のメールについて、まとめてご返事を申し上げます』と断った上で、『10時30分のメールでのご提案には、さすが・・・と感心しております』といったコメントをし、続いて、『13時50分のメールでの情報提供は、参考になりました。かなり説得力があります』など、感想を述べるといった具合。こういう返信をもらうと、誰しもうれしいもので、意外なほど安心感と信頼案を生み出します』
▼指示がきちんと伝わらなかった原因の一つに、上司の「表現する力」の欠如が考えられるからだ。部下や同僚、あるいは取引先に「指示」を出す場合、この仕事は何のために必要かという意味付けをしておく必要がある。加えて、アウトプットする際に求められる形式、さらには期日といったところまで、くどいくらい説明しておかなければならない。往々にして、指示した側と受ける側に少なからぬギャップが生じるものだからだ。
▼簡潔にわかりやすく伝えるためにも、プレゼンに与えられる時間はせいぜい10分程度と考えておくべきだろう。そして、「A4の紙1枚」に収まるよう伝えたい要点を絞り、それ以外は思い切って外すようにしたい。もちろん、質問が及べば答えられるよう準備はしておく必要がある。しかし話を複雑にしないで、印象深いものにするためにも、論点はそう多くしないほうがいい。
▼人事担当者が逞しいと感じる社員は、上司の指示がおかしければ、「これは違うんじゃないですか」と意見を言える人。唯々諾々と従うのではなく、上司の指示を押し返し、代案を提示する人である。
▼メーカーにとって必要な社員というのは、自分の役割や期待されているミッションを、よく自覚して全力で表現していく人なんですね。彼があんなに一所懸命やっているんだから、やってやろう。サポートしよう。知恵を出し合おう。そういう力の結集が図れないと、商品は作れない。
▼「管理職で頭にくる人というのは、自分のことしか考えていない人です。要は、部下を育てようとせず、自分が評価されるために目先の数字ばかりを追わせる。部下がつぶれても平気で、やたら部下をこき使う人ですね」
▼二軍から一軍に引き上げられ、大きな舞台でチャンスを与えられるかどうかは、むしろ人事の目などを気にすることはなく日常の仕事を挑戦的にこなすようにしたい。
▼人事評価の公正性に誤差が生じたとしても、与えられた仕事に誠実に取り組む限り、知らず知らずのうちに誤差は修正され、やがてより高い評価を得られるようになる。

レビュー投稿日
2011年3月21日
本棚登録日
2011年3月17日
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