(サティアンについて)これはグローバリズムの建築の表情と酷似しています。汚いのだけがグローバリズムとの差異です。p.134
僕らはバウハウスとかの合理的で、シンプルで四角っぽい様なものが良いとされる思想に侵されているのかもしれない。
工業的なものは人の手から離れて修繕が難しいが、手で作業することのが如何に生死に近いかということだ。
石山修武の眼光は鋭いと思う。古典から現代に至る建築の本質を如何につかむか。早稲田の学生はこいうことを教えられるのだと思うとすごく羨ましい。しかし感性がなければダメだなとも痛感させられた。
坂口恭平も彼の指南無しにはあり得なかったということがよくわかる。
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- 感想投稿日 : 2014年2月16日
- 読了日 : 2014年2月17日
- 本棚登録日 : 2014年2月16日
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