短編集です。
1作目は、思春期のぐらぐら揺れる気持ちが伝わってきて、面映ゆいような気持ちになりました。大人になって久しいわたしも気持ちが揺れました。
表題のジャージャー麺の出前をする先輩と新人の会話も、軽妙ななかにも韓国社会に存在する価値観を考えさせるものです。
最後のは大きなスケールで、ちょっと星新一さんみたいでもあり、でもやっぱりイヒョンさんらしい作品でした。
さすがイヒョンさんと思いました。
おそらく、アジアの大都市に生きる現代人には共通点が多いので、日本人にも共感できそうです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年2月25日
- 読了日 : 2019年2月25日
- 本棚登録日 : 2019年2月4日
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