時々、風と話す (角川文庫)

著者 :
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感想 : 13
4

僕の日本語に於ける言語編成の方法は、彼の小説によるところが大きい。
エッセイとはまた違う味。
とにかく、僕は彼の文章が好きだ。

バイクに乗る青年たちの生活を軸にした掌編集。
この本は、最初のストーリー『UNDER THE APPLE TREE』(原田宗典の文と沢田としきの絵によるコミック)で主人公が最後に齧るりんごのように、僕の胸をすっぱくさせる。
それでも読み進めていく程に、まるでりんごが熟れていくように、心地の良い甘酸っぱさが広がる。
沢田としきのイラストも、秀逸。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2008年1月20日
本棚登録日 : 2008年1月20日

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