エキサイティング!
訳者の渡辺さんが訳者あとがきに書いているように、まさに眼から鱗の本です。(←しかもダブルミーニング)
8章までが結論に導く為に精緻に周辺の事柄を、うまくまとめてあり、この部分は単純に古生物学・進化学・動物生態学・光の物理学を俯瞰するのにもちょうどよいです。著者の筆力と訳者の翻訳力のたまものでしょうね。
9章以降の結論の為に,迂遠な感じもしつつ、最後にはまとまっていく感じは、下手なミステリ小説より惹き込まれます。
かなりおすすめの一冊。
しかし、、、故スティーブン・J・グールド博士が「ワンダフル・ライフ」を刊行してからもう 15年以上、私が邦訳版を読んでからでさえ、もう 10年以上経っているんですね。ちょっとしみじみ〜
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2019年1月20日
- 読了日 : 2006年4月1日
- 本棚登録日 : 2019年1月20日
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