脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術

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レビュー : 199
著者 :
beckさん 本・雑誌   読み終わった 

オーディオブックで読了。

樺沢先生の膨大なアウトプット量の秘密が垣間見える本。ただ、この手の本にありがちな”環境”と”多様な価値観”は考慮外。そういった環境を選び取ってきた著者の決断と努力とマネタイズ力の賜なのだけど、30代以下の世代からすると「いやまて、家事育児どこいった」とか「そんな会食ばっかして家庭はどうするんだ」とか色々思うところはある。

書かれている内容は、ここ最近の脳科学本やライフハック本と一致しており、納得感は大きいが、逆に言えば目新しい物は少ない。よくまとまっているのは確か。ただ、割と自画自賛が多いとか、自分の時間術を「神・時間術」と言えてしまう著者ではあるので、その点は勘案して情報として摂取するのが吉。(常人の4倍のアウトプット、2倍の自由時間みたいな著者の感覚論、主観とそうでない大事な部分を切り分けないと、ね)

以下、いくつか参考になった点。

・時間は二次元で考える。集中力と時間の面積。朝の30分は夜の2時間に匹敵。つまりは「適切な時間に適切なタスクを割り当てる」ことが重要。
・集中力の高い時間帯は、起床後の2?3時間/休憩した直後/終業間際の時間帯/締め切りの前日など。
・わざと後ろに予定を入れてケツカッチンにする。1日単位なら映画や人との会食、仕事の締め切り設定なら旅行を後ろに入れる、等。
・集中力をリセットして時間を生み出す。低下した集中力を70%や80%まで回復することは可能。こまめな休憩、昼寝、運動など。15/45/90分区切り。
・夕方有酸素運動で「BDNF(脳由来神経栄養因子)という脳を育てる物質が分泌され、意欲を高めるドーパミンという脳内物質も分泌され…集中力が高まるだけではなく、記憶力、思考力、作業遂行能力など脳の多くの機能がアップする」
・仕掛かりの仕事は記憶に残るツァイガルニク効果。進行形の出来事は記憶から抜けにくく、雑念化しやすい。雑念を排除したい場合は外に書き出す。
・寝る前は記憶のゴールデンタイム。
・自己投資のために時間を使う。時間術によって生み出した時間を自己投資や能動的娯楽に使おう。

ここ最近の意思力・集中力ブーム系の話がよくまとまった本ではあるので、著者の俺凄いだろ感がなければ★を5つ付けても良かったが・・余計な主観でノイズを混入してしまったのがつくづく残念。

レビュー投稿日
2018年10月14日
読了日
2017年12月30日
本棚登録日
2018年10月14日
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