君は、世界を迎え撃つ準備ができているか?

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本棚登録 : 607
レビュー : 72
著者 :
beckさん 本・雑誌   読み終わった 

オーディオブックにて視聴。

失礼ながら田村耕太郎氏のことはこれまで存じ上げなかったが、なるほど長らくグローバルに活躍されている方が、自らの経験に根ざして「準備」の大切さを説いている本書は、かなり耳に痛い。

僕のいる通信系のシステム業界でも、グローバル化の波は容赦なく迫っている。お客さんは日本人でも、グローバル調達で競合他社が海外だったり、規格や標準は全て英語で書かれている。海外の開発部隊と一緒に開発することは日常茶飯事だ。

そして、今、自らの「準備不足」を痛切に感じて居る。

Plan for the worst.Hope for the best.
(最悪を想定して準備する。最大限の準備をした上で最善を期待する)

本書を貫く姿勢だが、兎に角この本は色んな角度から「準備」の大切を説く。
いくつかポイントを書き残しておく。
(オーディオブックを聴いた記憶から書き起こしているので、過不足あり)

・英語はできて当たり前
 ⇒目標はTOEFLにすべき
 ⇒読むのに飽きたら書く。沢山書くことが話す力になる。
・「リベラルアーツ」を身に付けよ
 ⇒古典を読むべし
 ⇒宗教や歴史の知識を付ける
 ⇒センスの良い場所に行ってセンスを磨こう
・身体を鍛えよう
 ⇒海外ではマッチョがモテる
 ⇒健康が全ての資本であり、成果の源泉
・考える力を身に付けよう
 ⇒人の10倍考えて、考える力を付ける
 ⇒考える材料の知識を付けることを大事にする
 ⇒考えるフレームワークを身に付ける
・正しい情報を仕入れる仕組みを作る
 ⇒海外の英語メディアをクロスチェックする
 ⇒各地に信頼できる知人を作る
 ⇒メディアは盛るので、どれぐらい間引くべきかを常に考える
・自分の能力をマネタイズする力を付ける
 ⇒ブログを書くことも有効

数ある仕事の中では、グローバル化しないものもあると思う。しかし、様々な業界でグローバル化は着実に進んでいるし、縮小する日本市場の中で生き残りを賭けて海外に進出する企業は、今後も増え続けるだろう。

日本では詰め込み教育、受験戦争は過去の物となったが、世界ではかつての日本以上に詰め込み教育、エリート教育が行われている。今後、僕らは否応無しにそういったグローバルな人材と対峙し、競争をする必要に迫られる事になる。

できればこの本はこれから社会に出る世代に読んで貰いたい。僕ら世代の多くは、今将にグローバル化の波にさらされながら、準備不足を埋めに掛かっているが、同じ轍を踏む必要はないだろう。

学生時代に、リベラルアーツと自分の専門分野の知識をしっかりと身に付け、語学力を磨いておくことで、不要な苦労を避け、一段高い活躍ができることだろう。

レビュー投稿日
2018年10月14日
読了日
2015年5月16日
本棚登録日
2018年10月14日
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