坂野惇子 子ども服にこめた「愛」と「希望」 (中経の文庫)

著者 :
制作 : 『歴史読本』編集部 
  • KADOKAWA (2016年9月15日発売)
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本棚登録 : 24
感想 : 3
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朝ドラのヒロインということで、手にとってみたが、期待外れだった。まず、著者がヒロインのどんな部分に魅力を感じていたのかが、分からない。そのせいか、考察に深さが感じられない。表現が伝聞や憶測に基づくものばかりで、ヒロインに感情移入しづらい。ヒロインを支える人物も同様である。そのせいか、ヒロインが魅力的に感じられない。神戸のお嬢様がたまたま家族や友人に恵まれ、ビジネスでも大当たりした、という域を出ない。本当はもっと魅力的な方であったはずなのに、素材を活かせておらず、残念に感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会
感想投稿日 : 2016年10月31日
読了日 : 2016年10月31日
本棚登録日 : 2016年10月23日

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