終戦のローレライ 上

著者 :
  • 講談社 (2002年12月10日発売)
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本棚登録 : 1155
感想 : 154
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再読。前半部分は若干退屈だけどローレライが本格的に絡むトコから読む手が止まらなくなる。また、これだけ登場人物が多いというのに一人ひとりのイメージが結構明確に想像できるっていうのもこの分厚い福井さん作品の特徴だと思う。「どうせ兵器になるしかないのなら、私はいまなりたい」というパウラと、ソレを艦員一丸になって止めるために全力を尽くすシーンといい、上巻だけでも読みどころたっぷりでした

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2014年12月10日
読了日 : 2014年11月7日
本棚登録日 : 2014年10月31日

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