非常にわかりやすい進化論の入門書になっている。とくにデザイン論(創造説)批判になっている第2章と第3章が秀逸。ただし、進化論から生きる意味が導けるとまでは明確に書いていないが、そのような文章が散見されるように思えたので、この点はドーキンスの他の文献にも当たって確認する必要がありそうだ。文庫版には解説で文献紹介がなされている。
翻訳は「だ・である」と「です・ます」が混在しているので驚いたが、訳者あとがきも同じなので、訳者の方のスタイルのようだ。
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本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年10月13日
- 本棚登録日 : 2018年10月13日
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