マハーバーラタ ナラ王物語―ダマヤンティー姫の数奇な生涯 (岩波文庫)

著者 :
  • 岩波書店 (1989年11月16日発売)
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本棚登録 : 107
感想 : 11
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魔王にとりつかれてギャンブル狂になってしまった夫を、絶世の美女ダマヤンティー妃が取り戻す物語。高位の神様や王様は文語体で話すけれど(気分が出る)、ほとんどの人物の会話と地の文は平易な口語体なので気楽に楽しめた。何千年もサンスクリット語で書かれた話を自分にもわかる文章で読めるなんて、不思議だしありがたい。

物語は冒頭に書いたとおりで読み心地は昔話。王と妃の美貌と高徳が最初から最後まで称え続けられるので、頭の中がインドのこってりした美男美女カップルでいっぱいになる。階層が高い女の人について腰や胸を誉める話を読んだことがなかったので、呆れつつも興味深かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他の東洋文学
感想投稿日 : 2013年4月1日
読了日 : 2013年4月1日
本棚登録日 : 2013年4月1日

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