変愛小説集

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本棚登録 : 537
レビュー : 75
制作 : 岸本 佐知子  岸本 佐知子 
なつめさん 英米 - 小説/物語   読み終わった 

何かを求める心についての短編集。自分が欲深過ぎるせいか、いわゆる恋愛のバリエーションであるような話には(不思議ちゃんのドヤ顔が思い浮かばれて)あまり興味を引かれなかったけれど、以下の4編はよかった。

レイ・ヴクサヴィッチ「僕らが天王星に着くころ」奇想とごく普通の人間関係のブレンド具合がいいかんじ。
ジェームズ・ソルター「最後の夜」わりとありそうな話なんだけど、文章がひやっとしててはっとさせられる。人生を「何も考えずにただ読み進む」ってこわい。
ニコルソン・ベイカー「柿右衛門の器」あ、それやっちゃってもいいか!という気づきが気持ち良かった。
ジュディ・バドニッツ「母たちの島」男だけ・女だけの息苦しさ。このあとあの4人組はどうなるのか、長編で読みたい。

レビュー投稿日
2012年9月23日
読了日
2012年9月23日
本棚登録日
2012年9月23日
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『変愛小説集』のレビューへのコメント

猫丸(nyancomaru)さん (2012年9月24日)

「不思議ちゃんのドヤ顔が思い浮かばれて」
まぁ「変愛小説集」ですからね。
「柿右衛門の器」コレは最高ですね。ニコルソン・ベイカーは「もしもし」が結構好き。

なつめさん (2012年9月24日)

ニコルソン・ベイカーは大昔何冊か読んだはずなのですが全然内容を覚えていないのです。再読が楽しみです

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