今年一年かけてアニメと大河ドラマを見て、厳島神社にお参りして、満を持して読み始めた。それでも平と藤原が多過ぎると感じるが、主要キャラはまずまずわかる。予習しておいてよかった。
『平家物語』の成立過程を知らないまま書くが、後世の人たちがあのエピソードもこのエピソードも入れたい!と編集のへの字も考慮せずにぞろぞろくっつけていったようで、起承転結や展開のリズムはない。ひどく情報通なおしゃべりおじさんが全エネルギーを投じて知っていることを全部話します、みたいな感じなので、そういうものと思って毎日数章ずつ、のんびり読んだ。
男の人が良く泣き、お坊さんが強訴をやる。平安時代を感じる。平重盛が、きっと平家は滅亡するから自分の死後お弔いしてもらえるように、と中国のお寺に寄進するエピソードがおもしろかった。そして皇族が自分に敬語を使うのも、毎回「おっ」となる。いつもじゃないんだよ。まだ法則性がわからない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本 - 小説/物語
- 感想投稿日 : 2023年12月18日
- 読了日 : 2023年12月16日
- 本棚登録日 : 2023年12月18日
みんなの感想をみる
コメント 3件
kaonioさんのコメント
2023/12/18
なつめさんのコメント
2023/12/18
kaonioさんのコメント
2023/12/18