恋愛論 完全版 (文庫ぎんが堂)

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本棚登録 : 215
レビュー : 17
著者 :
なつめさん 日本 - 評論/エッセイ/随筆   読み終わった 

映画「キャロル」のレビュー記事で取り上げられていたので手に取り、著者の過去が語られ始めたところですでに読んでいたことに気づいた。『桃尻娘』シリーズが大好きだった30年近く前に読んで、そのあと自分の中では読んでないことになっていたのは、まああんまりピンとこなかったのだろう(そして陶酔能力が低いまま今に至る)。

今回は「あーはいはい」「しらんがな」が7割、「あるある」「爆笑」が1割、「よかったね」が2割。講演時の橋本クン(ここはカナ)より年を食ってしまうと、まあそんなものである。あとがきからすると、著者も40過ぎた中年に「大丈夫」と伝える気はなかったようだし。ただ、彼の美しい思い出話に対してよかったねと思えたことにはほっとした。そこにすら白けた気持ちになってしまっていたら、自分の硬直加減に暗澹とするところだったから。

勝ち負けとかその場で一番の男とか、そういうのは別にどうでもよくて、やさしくしたりされたりしていい相手がいたらすてきよねって思うだけだけど。そういうのは本書によると恋愛ではないらしく、だったら恋愛じゃないということでいいです。そのあたりをだれかに教えていただく気もないし、ただこの本は橋本クンの恋バナ本としてキュートなんじゃないの、って思う。

レビュー投稿日
2016年3月22日
読了日
2016年3月22日
本棚登録日
2016年3月22日
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