パッセンジャー

  • 小鳥遊書房 (2021年9月6日発売)
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本棚登録 : 144
感想 : 16
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最初の数ページから最速でおもしろエンジンがかかるのでずんずん読んでしまった。そして最後まで読んでみると胸糞にもほどがあり読み返さずにはいられなかった。興奮が鎮まると「んん?」っとなる点はある、たとえばヒロインの身体能力の高さはアスリートだったからだけでは説明できないなあとか。ブルーも尋常じゃない出来のよさだなあとか。

ひたすらに移動し続けるヒロインの気持ちになって涙目になりつつページをめくった。今夜は大丈夫だったけれど明日には落とし穴にはまるかもしれない、と思いながら生きているのを意識してしまう。

帯の「わきまえない女」はちょっとミスリーディングじゃないの、と思う。わきまえるも何も、彼女に選択肢はなかったから。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 英米 - 小説/物語
感想投稿日 : 2022年6月2日
読了日 : 2022年6月1日
本棚登録日 : 2022年6月2日

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